南アフリカにあるサファリパークでライオンに襲われ死亡した女性が、ＨＢＯで放映中の人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作スタッフの１人、ケイト・チャッペルさん（29）だと分かった。
チャッペルさんは１日、南アフリカのヨハネスブルク郊外にあるサファリパークの中を車で走行中、写真を撮ろうと窓を開けていたところ、飛びかかって来たライオンに襲われて出血多量で死亡。過去にもエミー賞を獲得した「ザ・チルドレン」や人気のあった「ダイバージェント」を手がけたこともある彼女は、高視聴率を誇る番組ゲーム・オブ・スローンズでフィルム編集者として活躍する立役者だった。「彼女は明るい性格で、聡明で冒険好きな女性であり、多くの人を惹き付けていた」とチャッペルさんの妹は悲しみをにじませた。
チャッペルさんは５月下旬にバンクーバーからスタートした世界各地を回るバックパック旅行のさなかで、死亡する前日にはヨハネスブルクでの写真を自身のインスタグラムに投稿していた。
なお、彼女はたびたびツアーガイドに車の窓を閉めるよう注意されていたにもかかわらず、それに従わなかったという。
photo: Sponchia ※写真と本文は関係ありません
