来年2月「和平案」提示か

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共同通信

 【キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は23日までに、ウクライナのゼレンスキー政権がロシアによる侵攻から1年となる来年2月24日に合わせて和平案を提示する計画だと報じた。外交筋の話としている。

 ゼレンスキー大統領はこれまで和平に向けた10項目としてロシア軍の撤退や食料安全保障の実現などを提案。21日の米議会での演説でバイデン米大統領から支持を得たと述べた。

 和平案はこれらを具体化させるが、ロシアに大きな譲歩を強いる内容になるため、同紙は戦況が実現性を左右するとの見方を伝えた。