米で心臓移植の11歳男児帰国

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共同通信
成田空港に帰国した中沢維斗君。左は母加代さん、右は父智春さん=24日午後

 心臓の難病「拘束型心筋症」を患い、募金で渡米して心臓移植手術に成功した長野県佐久市の小学5年中沢維斗君(11)が24日、成田空港に帰国した。家族と再会し「とてもうれしい」と喜んだ。

 母加代さん(46)と到着ロビーに姿を現した維斗君は、待ち構えていた父智春さん(42)や兄たちにピースサインをして手を振り、「みんなでパーティーがしたい」と笑顔で話した。智春さんは「無事に帰国までたどり着けたのは、募金していただいた皆さんのおかげです」と語った。

 2021年11月から支援団体が行った募金で2億4千万円超を集め、維斗君は22年2月に渡米した。