125年ぶり「1横綱1大関」

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共同通信
東京・両国国技館に掛かる日本相撲協会の看板

 日本相撲協会は26日、大相撲初場所の新番付を発表し、1898年1月の春場所以来、125年ぶりの1横綱1大関となった。2場所連続休場中の横綱照ノ富士が東で、大関貴景勝は西。

 25歳の琴ノ若と29歳の若元春が新小結に昇進し、4関脇4小結と三役8人はともに1962年夏場所以来。琴ノ若は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)との親子三役で史上6組目。若元春は弟の若隆景と史上4組目の兄弟三役となった。

 関脇は6場所連続の若隆景が東、3場所連続の豊昇龍が西。9場所ぶりの高安が東の2番目で、大関から転落の正代が西の2番目。

 九州場所で初優勝の阿炎が東前頭3枚目に浮上した。