襲撃の男、手袋着用か

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共同通信

 埼玉県飯能市の住宅で夫婦と長女が殺害された事件で、住宅の防犯カメラに写った無職斎藤淳容疑者(40)=夫への殺人容疑で送検=とみられる男が、手袋を着用していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、現場に指紋を残さない目的だったとみて調べている。

 捜査関係者によると、住宅に設置された複数の防犯カメラには事件当日の25日朝、男が住宅の敷地内に入る姿や、被害者を襲う様子が写っていた。

 男は黒っぽい服装、黒いマスク姿で、手袋を着用していた。県警には事件直後、似た特徴の人物がハンマーのようなものを手に徒歩で逃げたとの情報が周辺住民から寄せられていた。