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共同通信
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埼玉県飯能市の住宅で夫婦と長女が殺害された事件で、夫への殺人容疑で送検された斎藤淳容疑者(40)が今年1月に住宅の車への器物損壊容疑で逮捕された際、被害者夫婦が「面識がない」との趣旨の話をしていたことが29日、県警への取材で分かった。県警は斎藤容疑者が一方的に恨みを募らせた可能性もあるとみて調べている。
県警によると、夫婦は昨年、乗用車を傷つけられるなど6件の被害を県警に届けた際、斎藤容疑者の氏名を挙げていなかった。今年1月、県警は夫婦宅の車に石を投げたとする器物損壊容疑で斎藤容疑者を現行犯逮捕。夫婦は「名前を聞いても誰か分からない」と話したという。