ロシア、原潜含む軍艦建造を加速

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共同通信

 ロシアのプーチン大統領は29日、完成した最新の原子力潜水艦「スボーロフ大元帥」などを実戦配備する式典にオンラインで出席、軍艦建造を加速化し「世界の海でロシアの安全と国益を守る」と表明した。国営テレビが中継した。

 極東ウラジオストクを本拠とする太平洋艦隊に配属された「スボーロフ大元帥」は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」を装備する。プーチン氏は実戦配備が「海軍の核戦力を著しく高める」と指摘。同様の原潜をさらに4隻建造する計画だと述べ、今後も戦略核の強化を進める姿勢を示した。(共同)