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共同通信
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経済同友会の桜田謙悟代表幹事(66)は31日までに共同通信などのインタビューに応じ、日本の「失われた30年」と言われる長期の経済低迷から脱却するには、変化に対応する経営者自身の覚悟と行動が必要だとの考えを示した。「成長に必要なイノベーションに果敢に挑戦し、価値を生む企業が生き残る」と強調した。
企業がイノベーションを成し遂げるには成長分野への円滑な労働移動が不可欠だとし「(労働者が)自分の価値や目的に合った企業や職場に移ることを企業が後押しする必要がある」と指摘。政府には、セーフティーネットなど社会保障の充実や持続可能な財政政策を求めた。