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共同通信
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【北京共同】北朝鮮メディアは1日、金正恩朝鮮労働党総書記が12月26~31日に開かれた党中央委員会拡大総会で、韓国攻撃を念頭に置いた戦術核兵器の大量生産が必要だと強調し、核弾頭の大増産を柱とする2023年の核戦略を表明したと報じた。米本土に到達する新型ICBMシステムの開発も求めた。固体燃料搭載型とみられる。
12月31日には平壌で、韓国攻撃用の口径600ミリの超大型放射砲30基の「贈呈式」が行われ、金正恩氏が「南朝鮮(韓国)全域を射程圏に収め、戦術核搭載もできる」と述べた。韓国を核攻撃できる兵器を大量生産し実戦配備したと強調する狙いとみられる。