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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は2日、太平洋に進出していた中国海軍の空母遼寧が1日に沖縄本島と宮古島の間を抜けて東シナ海に入ったと発表した。太平洋に2週間以上展開し、長期の訓練を終えて帰国したとみられる。
防衛省によると、昨年12月28~31日に艦載戦闘機やヘリコプターの発着艦が約60回あり、発着艦を始めた17日以降では計約320回となった。
遼寧が他の艦艇と共に沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋に入ったのは、同月16日。その後、沖縄本島の東方に展開し、23~25日には米領グアム西方まで南下、26~31日には再び沖縄本島東方を航行していた。