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【11月30日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク市はこのほど、民泊仲介サイト大手「エアビーアンドビー(Airbnb)」などを介し、違法ホテルを運営していた不動産所有者の兄弟と、100万ドル(約1億1200万円)で和解に達したと発表した。
マジドさんとハミッドさんのカーマンシャー兄弟は、マンハッタン区5番街59番地と西31丁目5番地に所有する居住用ビルの部屋を、「コンテンポラリー・デザイン・スイーツ」や「アーバン・オアシス・ホテル」として1泊単位で貸し出していた。市は、アパートの部屋全体を30日間未満の短期で貸すことや賃貸広告を出すことを法律で禁じている。
2人は、訴訟手続きの間に回収することができなかった部屋代79万8500ドル(約8950万円)を差し引いた20万1500ドル(約2260万円)を月々6500ドル(73万円)ずつ支払うことになるという。2人はまた、今後、市でホテルを運営することや賃貸広告を出すことを永久に禁じられる。
市の担当者は、「住宅を違法ホテルとする家主は高い代償を支払うことになる。市は、住宅戸数と市民の安全を守るため、積極的に法を執行する」と述べた。
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