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共同通信
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気象庁は4日、2022年の天候まとめを発表した。年平均気温は全国的に高く、特に北日本は、平年値(20年までの30年平均)を0.8度上回った。北海道の釧路市や帯広市など4地点は年平均気温の最高値を更新した。
日本の平均気温は平年を0.6度上回り、1898年の統計開始以降で4番目に高かった。22年末に公表した速報値では0.7度上回って、これまで最高だった20年を超える見通しだったが、12月の低温が影響した。
地域別では、東日本と西日本は平年を0.5度、沖縄・奄美は0.4度それぞれ上回った。降水量は沖縄・奄美でかなり多く、北日本の日本海側と太平洋側で多かった。