中比、南シナ海「友好的に対処」

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共同通信

 【北京共同】中国を公式訪問したフィリピンのマルコス大統領は4日、北京の人民大会堂で習近平国家主席と首脳会談を行った。中国の軍事活動で南シナ海の緊張が高まる中、両首脳は「友好的な協議を通じて海上問題に対処する」考えで一致した。両首脳は両国関係を強化する方針を示し、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」などに関する複数の合意文書を交わした。中国国営中央テレビが伝えた。

 両首脳は、石油・天然ガスの共同開発に向けた交渉を再開する意向でも一致した。マルコス政権は、南シナ海問題については、主権を譲らない姿勢を明確にしつつ、対話による解決を図る方針だ。