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共同通信
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信越化学工業会長の金川千尋氏が1日、肺炎のため死去した。96歳。韓国出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、しのぶ会を開く予定。約20年にわたり社長を務め、半導体素材や塩化ビニール樹脂を中心とした国内有数の化学メーカーへ成長させた。
東大法学部を卒業し、1950年に極東物産(現三井物産)入社。62年に信越化学へ移り、90年8月に社長に就任した。78年には米国子会社のシンテック社長を兼ね、2011年に同社会長となっていた。
16年から信越化学社長を務める斉藤恭彦氏は5日「世界的な化学会社に成長・発展させた。ご冥福をお祈りします」とのコメントを出した。
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