3回目質問権行使「あり得る」

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共同通信

 永岡桂子文部科学相は6日の閣議後記者会見で、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への調査に関し「(教団側の)提出資料の分析を踏まえ、さらに質問権を行使することはあり得る」と述べ、3回目の行使を示唆した。解散命令請求の可否の結論については「いたずらに引き延ばすつもりはない」と強調した。

 6日は旧統一教会の法的責任を認定した民事判決などに関して教団に報告を求めた2回目の調査の回答期限。教団は5日に段ボール箱4個程度の回答文書を送付しており、文化庁に6日中に到着する見通し。初回調査では、組織運営や財産・収支に関して8箱分の資料を提出した。