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共同通信
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【北京共同】中国共産党中央対外連絡部(中連部)と公明党は、今月の実現を目指していた公明の山口那津男代表の中国訪問を見送る方向で調整に入った。複数の日中関係筋が6日、明らかにした。日本政府が新型コロナウイルスの水際対策を厳格化することに中国側が反発しており、訪中の環境は整っていないと双方で判断したもようだ。冷え込んだ両国関係が改めて浮き彫りになった。
米中対立の激化や日本周辺海域で活発化する中国の軍事行動を受け、日本世論の対中感情は悪化している。今年は日中平和友好条約締結から45周年の節目を迎えるが、関係安定化に向けた道は険しい。
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