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共同通信
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【北京共同】中国の衛生当局は9日の記者会見で、新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策は終わったものの、対策を放棄したわけではないと強調した。限られた医療資源を重症者や高齢者、農村といった重点対象に振り向けることで、今冬に入って各地で広がった大流行を乗り越える方針だ。
記者会見で国家衛生健康委員会幹部は「医療資源を充実させ、薬品や医療設備、人員をうまく割り振る必要がある」と述べた。重症者の治療に注力し、高齢者へのワクチン接種を進めるほか、医師や医薬品が少ない農村部での感染対策や治療に力を入れる。
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