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共同通信
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【ロンドン共同】欧州特許庁と国際エネルギー機関は10日、水素に関連する世界各国の特許の出願状況をまとめた共同報告書を公表した。日本は2011~20年の10年間で全体の出願件数の24%を占め、首位だった。報告書は「日本が水素の革新者であり、技術的に優位にあることを示している」と評価した。
今回は複数の国・地域で特許出願し、発明の数にほぼ相当する「パテントファミリー」に集計対象を絞った。
報告書によると、2位は米国で20%を占め、3位はドイツ(11%)。
日本は水素の「製造」に関する特許で20%、「貯蔵」などで22%、「最終用途」で28%を占めた。