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共同通信
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【テヘラン共同】イラン革命防衛隊のサラミ司令官は、最高指導者ハメネイ師の風刺画を掲載したフランス風刺週刊紙シャルリエブドに対して襲撃を警告した。昨年8月に刃物で襲われ片目を失明した英作家サルマン・ラシュディ氏の名前を挙げて「イスラム教徒の価値観を侮辱する者にはラシュディの運命を思い起こさせる」と語った。国営テレビが11日報じた。
イランでは政治的、宗教的権威であるハメネイ師の名誉が傷つけられたとして首都テヘランのフランス大使館前で抗議デモが起きるなど、シーア派聖職者や保守強硬派を中心に反仏感情が高まっている。