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【4日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は4日、ブルックリン区ジャマイカ湾沿いにあるごみ埋立地を州立公園にすると発表した。
広さ約407エーカーの公園に生まれ変わる場所は、1983年までごみ埋立地として使用されていたが、2002年に始まった土地整備プロジェクトにより、約2億3500万ドル(約266億円)をかけて盛土や植樹などの再生事業が行われてきた。アリシア・グレン副市長=当時=は「埋立地だった場所を再び緑で囲む大切なプロジェクトだ」と話していたが、地域住民は一般にも開放するよう求めていた。
土地は1974年から米国立公園局が所有しているため、同局の許可を得てから工事は開始され、2019年の完成を目指している。
公園にはごみ埋立地だった2つの場所をつなぐ橋や円形劇場、また環境関連の教育施設なども建てられる予定。ジャマイカベイ=ロッカウェー公園保存局のトーマス・セクンダさんは、「この地域は海岸へのアクセスが不便な地域だった」とし、公園建設を歓迎。クオモ知事も、「公園が完成すれば地域住民がハイキングやサイクリングを楽しめる自然豊かな場所になる」と話している。
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