米消費者物価6.5%上昇

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共同通信
米消費者物価指数の動き

 【ワシントン共同】米労働省が12日発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べて6.5%上昇した。伸び率は6カ月連続で縮小。事前の市場予想通りの結果となった。依然として高水準だが、物価上昇の勢いの鈍化が続いている。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は31日からの連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の引き上げ幅を前回会合の0.5%から縮小することも視野に入れている。物価上昇率の鈍化が続いていることで、利上げ幅縮小を主張する声が強まる可能性がある。