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共同通信
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【オタワ共同】カナダを訪問中の岸田文雄首相は12日(日本時間13日)、トルドー首相と会談し、経済安全保障分野での連携を確認した。海洋進出を強める中国を巡り、力による一方的な現状変更の試みに反対する方針でも一致。核軍縮・不拡散や気候変動などの課題に先進7カ国(G7)が結束して取り組むことが重要だとの認識を共有した。岸田氏は13日(同14日未明)に米ワシントンでバイデン大統領との首脳会談に臨む。
トルドー氏との会談で、岸田氏は昨年12月に改定した国家安全保障戦略など安保関連3文書で打ち出した防衛力の抜本強化や防衛費大幅増額を説明した。