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共同通信
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【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク外国為替市場で円高が進み、一時、1ドル=127円台を付けた。日銀が大規模な金融緩和政策をさらに修正するとの思惑がくすぶり、今後の日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが強まった。
日銀は今月17~18日に金融政策決定会合を予定している。日本国内の物価上昇に加え、黒田東彦総裁の任期満了が4月に迫る中、市場では日銀が物価上昇率の見通しを上方修正した上で、現行の金融緩和政策を近く見直すとの観測が出ている。
ニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前日比99銭円高ドル安の1ドル=128円26~36銭。