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共同通信
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岸田文雄首相は15日夜、先進7カ国(G7)メンバーの欧米5カ国歴訪を終え、政府専用機で帰国した。米首都ワシントンでのバイデン大統領との会談で防衛力の抜本強化を伝達。記者会見では、23日召集の通常国会で防衛費増額に伴う増税に関し説明を徹底すると表明した。ただ野党は増税を「論外だ」と批判。原発政策や物価高対応と併せ、追及する構えだ。
首相はフランスを皮切りにイタリア、英国、カナダ、米国を歴訪。ワシントンでの会見で、自民党内で異論が出た防衛増税に関し「かんかんがくがく議論し、一つの結論をしっかりまとめるのが責任政党の伝統だ」と強調した。