共産、安保巡り立民をけん制

Published by
共同通信

 共産党の小池晃書記局長は16日の記者会見で、立憲民主党と日本維新の会が政府の安全保障政策に対するスタンスでも連携を検討する動きをけん制した。「連携を強めていけば、共産と立民の関係にも深刻な影響が出ると危惧している」と述べた。

 立民と維新は12日、政府の防衛費増額に伴う増税方針を追及する考えで一致。立民、共産両党も16日、同様の意向を確認した。ただ共産は保守的な維新を警戒しており、小池氏は「維新は反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有や、大軍拡を推進している」と批判した。