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共同通信
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6434人が犠牲となった1995年の阪神大震災は17日、発生から28年となった。兵庫県内各地で追悼行事が開かれ、参加者は地震発生の午前5時46分に合わせて黙とうや祈りをささげた。神戸市中央区の公園「東遊園地」では「1995 むすぶ 1.17」の文字を形作る竹や紙の灯籠約1万本に火がともった。
長女を亡くした遺族代表の男性は追悼行事で「娘の無念さ、将来の夢や思いを実現できないまま志半ばで逝ってしまった体験を通じ、『生きることの意味』について伝えたい」と語った。
発生から四半世紀以上がたち被災者の高齢化が進行、風化への懸念は年々高まっている。