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共同通信
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【北京共同】中国国家統計局が17日発表した2022年10~12月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比2.9%増にとどまった。前期(3.9%増)から減速した。22年通年は前年比3.0%増となり、政府目標の「5.5%前後」は未達に終わった。
新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策で消費や生産が打撃を受け、12月の政策緩和後の感染拡大が追い打ちをかけた。3期目がスタートしたばかりの習近平指導部は厳しい局面に立たされた。
中国経済に占める比重が高い不動産分野の不振が続き、頼みの輸出も低迷した。