食を通してアジアをアピール “鉄人”も腕を披露

脇屋友詞氏(左)とダニエル・ブーレー氏


 食を通じてアジアの国々を紹介し文化交流を図るイベント「テイスト・アジア」が26〜28日、マンハッタン区のタイムズスクエアで開催された。
アジア各国の味が楽しめるさまざまな料理のブースが設置され、音楽の演奏やダンスなどの伝統パフォーマンスが行われた他、初日には有名シェフによる料理のデモンストレーションも披露された。

日本食をはじめ、近年米国で人気が高まるアジアの料理。来年の開催も期待される (All photos: Akai)


 料理の鉄人の1人、脇屋友詞氏とフレンチの巨匠ダニエル・ブーレー氏によるデモンストレーションでは、両者がステージに登場すると来場者はシェフの話す内容に耳を傾け、彼らが作る料理や華麗な手さばきを見ることに夢中になり、初日最高の盛り上がりをみせた。
 同イベントでもう1つの目玉となった2日目の「中華料理世界コンペティション」では、日本人シェフも賞を獲得した。また、ニューヨークのベスト・ジャパニーズレストランには「モリモト」、ベスト・ラーメンには「一風堂」が選ばれた。
 同イベントは北米最大のアジアン・フードイベントであり、年々規模を拡大している。