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共同通信
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大阪市の淀川河口近くで死んでいるのが確認されたマッコウクジラについて、大阪港湾局は18日午前、船による運搬に向けた作業を始めた。川岸に漂着していた死骸を作業船に載せ、破裂や爆発を防ぐため内部のガスを除去。専門家による学術調査も実施する。
調査の後、和歌山、徳島両県の間の海域を船で南下して紀伊水道沖まで運び、重りを付けて19日に沈める予定。
体長推定15メートルの雄とみられるクジラは13日に死んでいることが確認され、大阪市が関係機関と処理方法を協議。陸に漂着するクジラは骨格標本として活用される例もあるが、市によると引き取りの申し出はなかったという。