施政方針、子ども政策は未来投資

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共同通信
岸田文雄首相

 岸田文雄首相が、通常国会召集の23日に実施する施政方針演説の原案が判明した。「子ども・子育て政策は最も有効な未来への投資」と位置付け、安定財源の検討を進める意向を表明。昨年秋の臨時国会以降、閣僚4人が相次ぎ辞任したことを「ざんきに堪えない」と陳謝し、再発防止を確約する。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡っては被害者救済と再発防止に向け、実態把握と相談体制の拡充を訴える。複数の政府関係者が18日、明らかにした。

 原案は「出生率を反転させなければならない」と強調。6月策定の「骨太方針」までに将来的な子ども関連予算倍増に向けた大枠を提示すると言明する。