ドイツ製戦車供与は「米国次第」

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共同通信
ドイツのショルツ首相(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナへのドイツ製主力戦車「レオパルト2」供与を巡るドイツの判断が注目されている中、南ドイツ新聞と米紙ウォールストリート・ジャーナルの電子版は18日、ドイツのショルツ首相は米国が主力戦車「エーブラムス」を提供する場合に限り実施する意向だとし、米国次第だと報じた。

 ショルツ氏が17日にバイデン米大統領と電話会談し、伝えたという。

 レオパルト2を巡っては、保有するポーランドがウクライナへの供与を表明しているが、製造国ドイツの承認が必要。欧州ではレオパルト2を保有する国は多い。