中1自殺、説明会取りやめ

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共同通信

 2019年に熊本市の中1男子生徒が自殺し、市の第三者委員会が小学6年時の担任教諭=懲戒免職=による不適切指導の影響の可能性を指摘した問題に関し、市教育委員会は19日、遺族が求めていた地域説明会を取りやめたと発表した。報道によって問題が広く周知されたことなどを理由に、遺族や第三者委と協議して決めたとしている。

 遺族によると、第三者委による説明会を求めていたが、委員に守秘義務があることや、説明会で遺族らへの中傷の懸念を説明され、開催を見合わせることに合意した。