部下へのパワハラで罰金刑

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共同通信

 北海道電力の子会社「ほくでんサービス」(札幌市)の男性社員が、部下に火の付いたたばこを近づけるパワーハラスメントをし、脅迫罪で略式起訴され、札幌簡裁から罰金10万円の略式命令を受けたことが19日、関係者への取材で分かった。

 部下の男性はパワハラを機に体調を崩し、退職した。ほくでんサービスは取材に事実関係を認め「従業員が略式命令を受けたことは誠に遺憾。適切に対応する」とコメントした。

 関係者によると、社員は2020年8月、電力自由化に対応する部署の部下に、喫煙所でたばこを手の甲に押し当てるようなしぐさをした。「からかうつもりだった」と説明しているという。