地元の小学生と交流会 NY育英学園

 ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス市、岡本徹学園長、園児・児童数185名)小学部では6月19日、地元イングルウッド・クリフスの小学校、アッパースクールの4年生および教師60名を招いて、交流会(ニューフレンズ・デー)を行った。
 最初の対面式では、同学園4人の6年生による歓迎の言葉と、全校児童による日英両語でのドレミの歌をプレゼント。アッパースクールからは、イングルウッド・クリフスの歴史などのプレゼンテーションが行われ、改めて自分たちの学校の近隣について学習する良い機会となった。その後は5つのグループに分かれ、室内では自己紹介と日本の文化を紹介するアクティビティ、屋外ではジャンケンゲームや日本の運動会の定番競技、玉入れなどをしてそれぞれ楽しんだ。
 今回の交流会に向けて同学園では日本を紹介するアクティビティを行うため、事前にアッパースクールの子どもたちに日本に関するアンケートを実施していた。そして、その興味・感心に沿って日本の自然と名所、文化、歴史、漢字の起源、カタカナ英語といった領域でグループ分けをし、それらについての活動と発表を行った。昼休みになると、すっかり打ち解けた子どもたちが屋外でサッカーや長縄飛びを一緒にして遊ぶ姿が見られた。
 同学園の校舎は、かつてサウスクリフ・スクールとしてイングルウッド・クリフスの公立学校として使われていたという歴史がある。両校の子どもたちは、かつては同じ学区の姉妹校だったという歴史背景を感じながら、一層親しみをもって積極的に交流していた。同学園では、今後もコミュニティーの一員として、地元の学校との交友を積極的に深めていく。

校舎前での記念撮影