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共同通信
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【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比330.93ドル高の3万3375.49ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めのペースが鈍化するとの観測が強まり、買いが膨らんだ。前日までの3日続落で値ごろ感が出たのも買いを促した。
朝方はFRBの利上げに伴う景気後退懸念から売り注文が先行。しかし、金融引き締めに積極的なタカ派のFRBのウォラー理事が、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で決める利上げ幅を0.25%に縮小することを現段階で支持していると発言したのが材料視され、買いが膨らんだ。