ウクライナへの侵攻「壊滅戦」

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共同通信
インタビューに答えるドイツのフォンゲッツェ駐日大使

 ドイツのフォンゲッツェ駐日大使が23日までに東京都内で共同通信と単独会見した。ロシアのプーチン大統領がウクライナの国土を徹底的に破壊する「壊滅戦争を続けている」と非難、早期終結は見通せず、欧米諸国は戦いが続く限り「ウクライナに武器を送る」と訴えた。

 ドイツは米国や英国とともに、ウクライナに対する主要な武器供与国。当初は供与に慎重だったが、本格侵攻に直面して方針を転換した。新型防空ミサイルや自走式りゅう弾砲などをウクライナに送っており、支援の意思が今後も揺るがないと明確にした。

 フォンゲッツェ氏は、ロシアが明白な侵略者だと強調した。