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共同通信
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航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)で23日、無人偵察機の運用部隊「偵察航空隊」の発足を記念する式典が開かれた。井筒俊司航空幕僚長ら空自の幹部や部隊員など関係者約140人が参加。米国製の無人偵察機グローバルホークを報道陣に公開した。
偵察航空隊は昨年12月15日に発足。約80人で編成され、三沢基地を拠点に、日本領空周辺の監視任務に当たる。井筒氏は祝辞で「ISR(情報収集・警戒監視・偵察)活動を担う無人機は非常に重要な役割を担う」と意義を強調。偵察航空隊司令の吉田昭則1等空佐は「偵察航空隊をつくって良かった、と言われる部隊になるため粉骨砕身する」と述べた。