弁護側、控訴審で量刑不当訴える

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共同通信

 覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪に問われ、一審名古屋地裁で懲役1年8月、執行猶予3年の判決を受けたアイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバー田中聖被告(37)の控訴審初公判が24日、名古屋高裁(田辺三保子裁判長)であった。弁護側は量刑不当を訴え、検察側は控訴棄却を求め即日結審した。判決は3月14日。

 昨年6月の一審判決は、覚醒剤を使い仕事に集中したいとの動機から犯行に及んだと指摘。「違法行為にさほど抵抗があったとは思えない」と非難した一方、犯行を認め後悔しているなどとして執行猶予を付けた。