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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東海岸に漂着して死ぬクジラが相次ぎ、米メディアによると、昨年12月から1月中旬までの6週間で14頭に上った。米海洋大気局(NOAA)は「この数年、漂着は増加傾向にあり懸念している」と述べ、温暖化による活動範囲の変化で人間との接触が増えた可能性を要因の一つに挙げた。
日本でも今月、大阪市の淀川河口近くにマッコウクジラが迷い込んで死んだ。
NOAAの専門家らは18日に電話会見を開き、比較的狭い範囲で短期間に続いたことを「懸念事項」と強調した。
東海岸での漂着は増加しており、2016年以降にザトウクジラだけで178頭が死んだという。