ロ参謀総長「戦後最大の困難」

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共同通信
ロシア国防省の会合に出席したプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2022年12月、モスクワ(タス=共同)

 ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長は、ロシア紙「論拠と事実」が24日報じたインタビューで、ウクライナ侵攻について「現代のロシアがこのレベルの集中的な軍事行動を取ったことはなかった」と述べ、ロシア軍が第2次大戦以降で最大の困難に直面していると認めた。24日で侵攻から11カ月となった。

 国家の主権と領土の一体性保持のため「あらゆる手段を講じる」とし、プーチン大統領の指示に従い軍事作戦の目的を達成する決意を示した。

 ゲラシモフ氏はウクライナ東部・南部4州の防衛などのため30万人規模の部分動員を迫られたとし「このようなことは第2次大戦以来だった」と述べた。