ラーメン食べて、夢を語れ! 夢を語れinラーメンラボ

「JIRO-STYLE RAMEN」。これを食べなきゃラーメンは語れない!?


 ノリータのラーメンラボ(70Kenmare St)では現在、ボストンのラーメン店「夢を語れ」が出店中。
 京都に本店を置き日米に複数店舗を持つ同店は、ボリューム系ラーメンの代名詞〝二郎系〟として名を馳せており、ボストンでも行列のできるラーメン店として一目置かれる存在。
 ニューヨーク初お披露目となった7日午後5時の開店と共に、同店のラーメンを待ちわびていたファンが続々と入店した。濃厚な豚骨しょう油のスープに背脂、厚切りチャーシュー、野菜が盛られ、麺は極太と食べごたえ満点。他のラーメン店と比べ明らかにボリュームのあるラーメンを目の前に、驚きと興奮を露にする来店客たち。「いける!」と意気込みながら食べ始め、まずはそのおいしさに感動し黙々と箸をすすめる。皆汗をかきながら熱々のラーメンを頬張るが、多くの人が半分ほど食べたところでペースダウン。「うまい!でもお腹が…うまい」と葛藤しながら何とか完食する人、泣く泣く残す人、ギブアップしかけたものの下げられそうな丼を「ちょっと待った」と引き戻し再び食べる人など、皆それぞれのラーメンドラマを展開した。
 メニューは「JIRO-STYLE RAMEN(13ドル)」と「JIRO-STYLE BUTA RAMEN(15ドル)」の2種類。ガーリックや野菜の量を調節してくれるので、我こそはという人は、後者にてんこ盛りの野菜を加え、挑戦を。そして食後にはぜひ、大きな声で自分の「夢」を語ってみよう。
 ラーメンラボは、日米のラーメン店が月替わりで自慢のラーメンをニューヨーカーに提供する、ラーメンポップアップストア。これまでにタンパベイの「ICHICORO RAMEN(イチコロ・ラーメン)」、滋賀県の「にっこう」が出店している。

背中で夢を語る、同店オーナーの西岡津世志氏