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共同通信
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【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、ウクライナ侵攻で国際大会から除外されているロシアとベラルーシの選手について「いかなる選手もパスポートを理由に大会参加が妨げられてはならない」とし、復帰を検討していくと発表した。自国を代表しない「中立」の立場、戦争を積極的に支援しないことを条件としている。
IOCはIOC委員や国際競技連盟などと既に会議を行い、意見を集約。出席者の大多数が復帰検討を支持しているとし、25日に理事会を開いて協議した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、フランスのマクロン大統領にパリ五輪でのロシア勢排除を要望している。