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【20日付amニューヨーク】ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は20日、2016年の州内の喫煙率が14.2%だったと発表した。11年より22%低下、全米平均の15.5%を下回っている。16年のニューヨーク市民の喫煙率も11.5%と、11年の16.2%から下がった。たばこの害を強調する禁煙キャンペーンの効果が出ているようだ。
調査結果は米疫病予防管理センター(CDC)の成人行動調査から16年と11年の結果を比較したもの。州内の全ての年齢層で喫煙率が下がっていた。特に18から24歳は、21.6%から11.7%へと著しく低下。高校を卒業していない成人は25.7%から19.2%に、年収2万5000ドル(約267万円)未満の成人は27.8%から19.8%に下がった。
同日の記者会見で同知事は、禁煙キャンペーンの他に州や市が実施する健康促進プログラムも喫煙率低下に貢献したと話した。メアリー・バセット市保健局長も効果を認め、今後も強化すると表明。同局は同日から、「ユアナンバー」と題した禁煙キャンペーンを開始した。何回目で禁煙に成功したかの数字をまとめたCMを流し、ポスターも貼り出す。同局長は「私も5回目にやっと成功した。何度も挑戦してほしい」と呼び掛けた。
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