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共同通信
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伊丹十三監督の映画や別役実さんの不条理劇などに出演し、個性派俳優として知られた三谷昇(みたに・のぼる)さんが15日午前0時18分、慢性心不全急性増悪のため、東京都の病院で死去した。90歳。広島県出身。葬儀は近親者で行った。
高校卒業後、文学座に裏方として入り、1958年に俳優に転向。劇団雲を経て、75年に演劇集団円に参加した。
主に脇役として活躍し、個性的な風貌や存在感で「怪優」と呼ばれることもあった。映画では黒沢明監督「どですかでん」、伊丹監督「マルサの女2」「ミンボーの女」、佐藤純弥監督「おろしや国酔夢譚」などに出演した。
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