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【2月27日付ニューズデイ】ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(PA)は2月27日、ニュージャージー州とマンハッタン区の通勤状況についての調査を実施すると発表した。地下鉄7番線の同州への延長を含む案を検討し、同州とニューヨーク市内の通勤手段を増やすのがねらい。
PAのリック・コットン取締役は同日ミッドタウンで行われた朝食会で、「ニュージャージーに住む通勤客を運ぶ能力を増強することは大きな課題。地下鉄7番線の延長を含め、いくつかの案を検討したい」と表明。2040年をめどに、20年計画で検討するという。
都市計画に関する非営利団体、リージョナル・プラン・アソシエーションの分析によると、同州側からマンハッタン区への通勤客は過去25年間で28%増加。今後20年で増加は加速し、40年に通勤客は52万4000人に上るとみている。15年の数字より38%増える計算だ。
地下鉄7番線の同州への延長は約10年前、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が計画したが実現には至らなかった。同代表は「実現には長期計画が鍵」としている。調査は、ニューヨーク州都市交通局(MTA)とニュージャージートランジットが共同で、18カ月にわたり実施する。
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