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共同通信
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岸田文雄首相は30日の衆院予算委員会で、防衛費増額に伴う財源確保に関し「行財政改革の努力を最大限行った上で、それでも足りない分については税制措置でお願いする」と述べ、増税に重ねて理解を求めた。5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)では、エネルギー問題など地球規模の課題について議論する考えを示した。4月の統一地方選や衆院補欠選挙をにらみ、一問一答形式による与野党の論戦がスタートした。
首相は、軍民両面で利用可能な「デュアルユース」技術に関し「防衛体制の強化に向けて、官民の高い技術を取り込むべく、縦割りを排し関係省庁が連携する」と強調した。