黒人暴行死で消防3人免職

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共同通信

 【ニューヨーク共同】米南部テネシー州メンフィスの消防は30日、黒人男性が警察官に暴行され死亡した事件で、現場での初期対応を怠ったとして救急隊員ら3人を免職処分にしたと発表した。警察によると、免職となり殺人罪などで起訴された5人を含め、事件直後に停職処分を受けた警察官は計7人。

 被害者のタイリー・ニコルズさん(29)は7日、警棒や拳で殴るなどの暴行を受け、3日後に死亡した。消防によると、救急隊員らは現場に到着した当初、警察官からの聞き取りなどを基に対応し、ニコルズさんの容体を適切に把握できていなかったという。