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共同通信
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【ワシントン共同】米下院は2日、反ユダヤ的な発言をしたとしてイスラム系女性の民主党イルハン・オマル議員(中西部ミネソタ州選出)を外交委員会から外す決議案を共和党の賛成多数で可決した。民主党が2021年に共和党議員2人を別の委員会から除名したことに対する報復とみられ、民主党はイスラム系女性に対する差別だと激しく反発した。
昨年11月の中間選挙で下院多数派となった共和党は、情報特別委員会からトランプ前大統領批判の急先鋒だったアダム・シフ前委員長ら民主党議員2人を排除しており、委員会ポストを巡る対立が激化している。