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共同通信
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東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで昨年11月、教授の社会学者宮台真司さん(63)が襲われた事件で、容疑者とされる死亡した男(41)の家族が「(男が)宮台さんのことを話しているのは聞いたことがない」と説明していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課がノートパソコン3台を押収していたことも判明。捜査関係者によると、うち1台は同居する父親のもので、残る2台は男が8年以上前に使用していた。最近使っていたノートパソコンは、男が事件後に処分したとみられている。警視庁が動機を調べている。
男は無職で、自宅では本を読んで過ごす時間が長かったという。