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共同通信
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関東を中心に各地で相次ぐ広域強盗事件に絡み、昨年12月に起きた東京都中野区の強盗傷害事件で逮捕された西本佑聖容疑者(22)が事件後、指示役の「ルフィ」とみられる男らが拘束されているフィリピンに出国していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は同日、西本容疑者の大阪市内の自宅を家宅捜索。奪った金を運んだ可能性もあり、渡航の目的を調べている。
フィリピンの首都マニラの入管施設には、警視庁が特殊詐欺事件に絡む窃盗容疑で逮捕状を取っている渡辺優樹容疑者(38)ら4人が拘束されており、広域強盗の指示役「ルフィ」や「キム」らが含まれるとみられる。